住宅と庭

【ハーブは夏の嫌な虫にも効果がある?】ハーブは香りが良く料理にも使える

我が家の庭の一角には、一応ハーブガーデンと銘打って数種類のハーブを植えている。

当初はイングリッシュラベンダー、レモングラス、レモンタイム、ローズマリー、蚊連草を植えたが、ラベンダーが夏の暑さで枯れてしまい、残りのハーブたちは植えてから3年ほど経過している。

ラベンダーは暑さに弱く、水やりも怠ってしまったことからすぐに枯れてしまったが、残ったハーブたちの生命力が強いこと強いこと。

レモングラスについて

まず、レモングラスについては、根元に近い硬めの茎のところがトムヤムクンスープに入っていたり、ハーブティーに使われたりと、主にエスニック料理に使われるハーブだ。

しっかりと強い根を張り、茎から緑の葉が垂直に伸び、1メートルを超えるくらいまで成長する。

葉が伸びてくると、だんだん先端がお辞儀をし始める。

購入した時の株の大きさを忘れてしまったが、今では一つのまとまりの株から、上記の写真のように、いくつか葉が伸びている感じだ。

1本のまっすぐな葉がぴょんぴょん伸びている状態だが、葉が茂ってくると長さもあり不格好に見えるため、葉の上部をハサミでザクザク切っている。

全ての葉を同じ高さに揃えたり、真横にはさみを入れて、切り口が全て同じに見えたりするのも格好が悪くなるため注意が必要だ。

量自体が増えてきた場合は、根元から抜いたりして、風通しや見栄えをよくしている。

葉の匂いはレモンとは言えないが、爽やかないい匂いがする。

暑さに強く、水やりを意識しなくても勝手に成長する。

切っても抜いても、ほぼ枯れても再生する。

一度、ほぼ全部抜いてしまったことがあったが、写真のようにまた復活してきている。

育てるのは楽だが、定期的な剪定など一定の管理が必要となる。

レモンタイムについて

次にレモンタイムについては、特に印象がないというか、特段意識して世話をしなくても勝手に育つ。

こちらもハーブティーに使用される。レモングラスと違い、地面に這うような形で可愛く茂る。

初夏頃には紫色の小さい花を咲かせる。

葉が高く伸びなければ、わさわさと増殖もしないため扱いやすい。

剪定もほぼしていない。暑さや寒さにも強い。

機会があれば料理にも使用してみたい。

ローズマリーについて

ローズマリーと言えば、肉料理の上に乗っている見た目が水草のようなハーブだ。

肉料理を調理する際、我が家でも何度か登場した。

肉を焼くときに一緒に添えるだけで、香りがよく、塩こしょうとの相性が抜群だ。

肉に添えただけなのにどこかおしゃれな一品が出来上がる。

育て方については、こちらも特に意識する必要はなく、定期的な水やりに気を付けたこともない。

私の住んでいる場所は雪が降らないため、夏も冬も関係なく育っていく。

ただし、放っておくとどんどん伸びていくため、剪定をするなどして、飛び出してきた茎や全体的な膨らみを抑制することは必要だ。

ローズマリーの葉と言うか茎の一本一本がしっかりと硬く、伸びてきてもレモングラスのようにダラッとすることなくピンと伸びている。

はさみでカットするときも、ある程度の力を入れないと切れないくらい硬い。

蚊連草について

最後に蚊連草を紹介する。

ホームセンターに行った際、『蚊の対策に蚊連草』と記載のある苗を見つけて、これいいじゃんと思い2つ苗を買ってみた。

蚊の苦手とするハーブの成分が入っているとのこと。

実際に蚊に効果があるかどうかは分からないが、ハーブから離れたところは、まあ効果はないだろう。

こちらも生命力が強く、夏場は勝手にどんどん増殖し、冬になると枯れるが、温かくなってくれば元気を取り戻す。

夏場は、横にも縦にも茎や葉全体がこんもり広がっていくように成長する。

ただ、茂っているところでも、掻き分けた中の方を見ると、夏場でも枯れている箇所があるので、通気性と見栄えをよくするためにも剪定が必要だ

最後に

レモングラスなどの剪定が必要なハーブは、しばらくの間剪定をしていると、始めはハーブのいい匂いを感じながら作業をするのだが、近くで香りを嗅ぐと1つ1つのハーブが強烈な匂いを放っていることに気付く。

決して嫌な臭いという訳ではなく、むしろハーブはリフレッシュ効果のある匂いとされているが、匂いそのものが強力なこともあり、時間が経つとだんだんくらくらしてくる。

鼻の感覚がマヒしてくるような感覚だ。

そのため、匂いそのものに参ってしまうので、適宜休みを取りながら作業をすることをお勧めする。

確かにハーブに長い間囲まれていては、さすがの蚊も苦手とする意味を身を持って感じることができた。

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