カブトムシ飼育

【幼虫飼育に興味がある方必見】ヘラクレスオオカブトの幼虫の飼い方について

ヘラクレスオオカブトの幼虫を飼いたいけど、どこで購入するのがいいの?

飼育は難しそうだけで何を用意したらいいの?

そんなお悩みにお答えします。

こんな方におすすめ

  • ヘラクレスオオカブトの幼虫飼育に挑戦したい人
  • 幼虫飼育にあたり何を用意したら分からない人

ヘラクレスの幼虫はどこで購入するか

2021年の年末にまたヘラクレスオオカブトの幼虫を購入した。

我が家にいるヘラクレスの幼虫は1匹だけとなり、雌雄が判別できなかったこともあり、前々から買い足そうと思っていた。

インターネットで検索すればヘラクレスにせよ他の外国産のカブトムシやクワガタの購入先はすぐに見つかる。

今回の購入先は前回と同様『ドルクスダンケ』さんにした。

このお店は年末になると福袋も販売したりして面白いが、何より昆虫専門店であるため、こだわりと安心感がある。

今回私が購入したのは、

【特別商品】
ヘラクレス・ヘラクレス 初・2令幼虫【6頭】・High effectビートルマット【2袋】セット

なんとヘラクレスの幼虫が6頭にマットが2袋が付いて、12,040円のところ6,980円ではないか。

というのも、ビートルマットという幼虫が食べる土がもともと1袋10リットルで1,720円する。

マットがもともと高すぎるのか幼虫が安すぎるのかよく分からなくなってきたが、トータルで見れば他のサイトも調べたが、やはり安いと思う。

カブトムシ好きから見たらお買い得だと思うが、全く興味のない人から見ればいくら安いといっても高いと思うのが普通なんだろうな。

これが2袋ついているから、ヘラクレスの幼虫が1頭当たり590円で購入できる計算だ。

実際、同僚(40代女性)に話したら、「虫に7,000円なんて・・・」と引いていた。

ヘラクレスの幼虫の届き方

でかでかと『昆虫』の文字が

気になる幼虫の届き方だが、上記の写真のように段ボールにドライバーの皆さんへ 昆虫としっかり記載してやってきた。

受け取りの際、何だか恥ずかしい

開封すると中身はこのようになっている。

幼虫自体は初・2令幼虫だと、指先の第一関節くらいの大きさしかないため、プリンカップに入っている。

注文した時期が冬のため、新聞にくるまれたカイロが1つ同封されたいた。

ヘラクレスの幼虫飼育ケースを用意する

まだまだ幼虫が小さいため、届いたときのプリンカップをそのまま使用してもよい

ゆくゆくは幼虫の成長に伴い、飼育ケースを大きくしないといけないため、私は最初からダイソーで売られているパンの保存容器を使用している。

餌となるマットをもりもり食べて大きくなることを期待して、ケースには1頭だけ入れて飼育する『単頭飼育』で行った方がよいだろう。

我が家では国産カブトムシの幼虫も飼育しているが、そちらは衣装ケースに12頭入れて『多頭飼育』している。

義父から電動ドリルを借りて空気穴を開け、メッシュのシールを貼っている。

真空になっているわけではないため、空気穴なんてなくても大丈夫という意見もあるが、念のため開けている。

幼虫たちも酸素が薄くて苦しくない方がいいでしょ。

マットと幼虫を飼育ケースに入れる

参考までにプリンカップに入っていた幼虫をひとまとめにするとこんな感じ。

分かりにくいがちゃんと6頭いる。

先ほどのケースにマットを入れていく。

マットはケースの8割ほどたっぷり入れよう

マット自体は3~4ヶ月に1回交換するが、あくまで餌となるマットが十分にあって、フンが一杯になってくる目安の期間だ。

私は室内で作業をしたくないため、屋外で今回のマット入れなどを行ったが、当たり前だが冬だと外は寒いためテキパキ作業を進めよう

人間も冬に裸で外にいたら風邪を引いてしまうのと一緒で、幼虫もむき出しで外に置いておいたら寒いに決まっている・・・と思う。

暑さや寒さに敏感になっているのは、夏場の苦い経験があるからで、 同じ過ちをしまいという強い決意があるからだ。

飼育ケースを棚に収める

マットの交換日を記載した紙を貼っている

幼虫のための家づくりが完成したら、保管場所へしまっておこう。

くれぐれも外などの寒い場所、暑すぎる場所には置かないこと

カブトムシを飼育しているユーチューバーを見ていると、室内にカブトムシ専用の部屋やスペースを確保しており、そこでマット交換なども行っているが(撮影のためでもある)、実際は普通の家では屋内で作業することが難しいのではないか。

室内に土がこぼれる、小さい子供がいる、家族から反対されるなどの要因があるからだ。

我が家でもケースの置き場所に困るため、土間にケースを収納している。

ドルクスダンケのホームページでは夏場は30℃以下、冬場は20℃以上の環境が推奨されている。

夏場はまだしも、冬に土間を20℃以上にするなんてなかなかの無理難題である。

私の住む地域はほぼ雪が降らず割と温暖だが、それでも最近の土間にある温度計は10℃以下を指す時もある。

あまりに寒いときは、アイリスオーヤマの布団乾燥機を空間に向け発射している。

この布団乾燥機がまた秀逸で、布団乾燥機で調べると必ずお勧めの商品として出てくる。

付け焼刃かもしれないが、電気代が安くなる深夜帯や朝に起動して温めている。

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通り。

  • ヘラクレスオオカブトの幼虫を購入するなら『ドルクスダンケ』がお勧め
  • 幼虫飼育なら『多頭飼育』より『単頭飼育』
  • マット(土)はケースの8割入れ、3~4ヶ月に1回交換
  • 成虫も幼虫も極端な暑さと寒さに弱い

卵⇒幼虫⇒蛹⇒成虫までの完全変態の様子を一緒に楽しみましょう!

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