私が住んでいるところも緊急事態宣言が発出されている。
そんな中でも子供たちのエネルギーとパワーは凄まじく、週末にはどこかへ出掛けて、その余りある体力を消費しなければどうしようもない。
特に5歳の息子は家の中でじっとはしていられない。
正確に言うならば、我々親が家の中でずっと子供の対応をしていることに耐えられないのだ。
しかし、週末が雨の日であると、行き先をどこにするか、かなり悩む。
これは、コロナウイルスの流行に関係なく、普段からの問題でもある。
緊急事態宣言下では、市が運営している施設は休業や休館となっており、例えば科学館や子供が遊べる施設などは軒並みやっていない、または時間短縮での営業となっている。
市営の施設は利用料が民間施設と違い、割安であることが魅力であった。
そのため、市内というアクセスのし易さや料金的な面から公共施設の存在は有り難く、特に雨の日には優先的な行き先として候補に挙がっていた。
しかし、前述したように緊急事態宣言下ではそれも難しくなっている。
テレビなどのメディアとの付き合い方
家の中での遊び、時間潰しの方法はまずはテレビがある。
録画した番組、アマゾンプライム、YouTubeの中から選択して見ている。
一応トータルで1日二時間以上は動画を見させないようにしており、動画はあくまでも最終手段の一つという位置付けだ。
動画を見ずに過ごすことができるならばそれが一番良いのだが、なかなか難しい。
録画した番組を視聴する
録画した番組については、仮面ライダー、スーパーヒーロー戦隊、ウルトラマン、アンパンマンのうちどれかを見ることが多い。
平日は子供と過ごしている間はテレビを付けておらず、テレビは週末になったら見ることができるものという認識をさせている。
その分、土曜日になると、朝起きてすぐに「ウルトラマン見たい」コールが鳴りやまない。
アマゾンプライムを視聴する
アマゾンプライムは最近はほとんど見ていないが、動物のドキュメンタリー番組のような自然派の番組がやっていれば、教育的な観点から大人の都合で選択する場合もある。
ポケモンやクレヨンしんちゃんなどのアニメのラインナップも豊富にあるが、アニメを見ることはほぼない。
私も妻もアニメを見させることには何となく抵抗があり、まだ見る時期ではないという判断だ。
それでも、こども園や友達との会話の中で見たり聞いたりするキャラクターや、アニメの情報が子供の口から急に出てくるときがある。
例えば、鬼滅、水の呼吸、ドラゴンボールなどなど、我が家では決して話したり、見たりしたことのないフレーズが出てくる。
YouTubeを視聴する
最近は息子から特にYouTubeを見たいとせがまれる。
YouTubeという単語を教えておらず、アルファベットを読むことが出来ないので、私に見たいと伝えてくるときは、「赤くて白い三角の」と言ってくる。
YouTubeを見ることが個人的には一番抵抗がある。
一般の方も動画を作成していることから、動画の内容や表現、言葉遣いなど気になるところが多々あり、例えそれがウルトラマンに関係するものだとしても、一般投稿の動画は選ばず、公式アカウントのものに限るように努めている。
『ウルトラマン公式YouTubeチャンネル』はこちらから!!
公式の動画にすると、息子が求める動画がないことが多く、何を見たいのか選びきれずに終わってしまうこともある。
あれやこれやと動画のサムネイルをめくっている時間が何とも煩わしい。
サムネイルを見て、これ見たいと言われても、だいたいが一般作品のため私が独断で却下している。
おもちゃで遊ぶ、本を読む
5歳の息子とおもちゃで遊ぶときは、だいたいウルトラマンの人形で敵味方に分かれて戦いごっこをしている。
何回か戦っていると息子も飽きてくるようで、小一時間も時間が潰れればいい方である。
他には、レゴや変身アイテムなどで遊ぶときが多いが、ひとしきり遊ぶとピタッと終わりがくる。
日中に本を読むことが以前よりは減ったが、絵本などの物語よりは図鑑を好んで読むことが多い。
特に昆虫図鑑が大好きで何回も繰り返して読んでいる。
加えて、ウルトラマンや仮面ライダーなどのキャラクター大図鑑を読むが、時間としては数分で終わってしまう。
テレビ以外のことに目を向けさせるための、その場しのぎになりつつある。
やはり、テレビなどの動画への依存度や影響力は大きいものがある。
祖父母の家に行く
祖父母の家に遊びに行くことが雨の日に関わらず多くある。
特に妻の実家に行く頻度が多く、息子・娘共に妻方のじーじばーばに懐いている。
実際、息子は何かにつけて「(妻の)じーじばーばの家に行きたい」と言うため、個人的には半分仕方なく、半分は喜ばしく思っている。
祖父母の家に行ってもやることは、おもちゃ、庭遊び(晴れ間に)、読書など家にいるときと変わらない。
それでも祖父母の家に行きたいと毎週末になると言うのには何か訳があるのだろう。
祖父母の孫に対する甘さにつけ込み、自分の言う通りになりやすいのだと思う。
我々両親が厳しく、祖父母が甘いというのは仕方のないことだろう。
方や、私の実家に行きたいと言うことはほとんどないため、それはそれで何だかもどかしい。
妻の実家に最近多く行っていれば、今週の土曜日は私の実家に行くというように、頃合いを見計らって、定期的に私の実家にも行くようにしている。
さて、妻の実家に行くことがなぜ喜ばしいかというと、私のフリータイムが訪れるからだ。
妻の実家に毎回私も一緒に行くわけではないので、一人でランチを食べに行ったり、喫茶店に行ってブログを書いたりと、落ち着いて一人の時間を楽しむことが出来る。
以前は、一人の時間にジムに行っていた時期もあった。
傘を差して散歩する
動画を見て、おもちゃや本で遊んで、それでも時間が余り、家の中でじっとしていることが困難な場合は、最近は思い切って外に出ている。
長女は1歳なので、なかなか雨の日に敢えて外に出ることは難しいが、5歳の息子は長靴を履いて、傘を差して散歩が出来る。
先日も休日に雨だったが、やることがなくなったため、息子と私で家の周りを散歩することにした。
ある程度体を動かさなければ、お腹も減らないし、夜ぐっすり眠ることもできない。
丁度そのとき、家でカマキリを飼っていたため、カマキリのエサを探したいとのことで、雨の日にも関わらず、虫取り網を持って出かけた。
まずは自宅の庭で虫探しをした後、近くの小学校にも行ってみた。
晴れていれば必ず誰かが遊んでいる小学校も、雨の日になると人影が全くなく、ある意味我々の貸し切り状態で何だか気分が良かった。
学校内にある草むらを虫取り網で叩きながら、虫が出てこないか調べるも、バッタの1匹も出てこなかった。
通常であれば、この季節はバッタがたくさんいるはずであるが、「虫はどこに隠れているのかねぇ」などと息子と話しながら進んでいった。
それでも帰り道に、葉っぱに止まっていたトンボを1匹捕まえることができ、目的を果たせたとともに、その後、カマキリのいる虫かごにトンボを投入し、捕食の観察をすることができた(結局、その時はカマキリはトンボを食べなかった)。
まとめ
緊急事態宣言下における雨の日の子供たちとの過ごし方をまとめると、
- 動画を見る
- おもちゃで遊ぶ
- 本を読む
- 祖父母の家に行く
- 散歩する
おそらくどの家庭でも雨の日の過ごし方には困っていることだろう。
休日に晴れても雨の日が続いた影響で公園が利用できなかったり(遊具や地面が濡れている)、週末に雨が重なってくると、上記の組み合わせを駆使しても、親子ともにストレスを感じることも多くなってくる。
コロナウイルスが早く終息して、自由に県外に飛び出して遊びたいものである。