日常役立ち

乾燥機能付洗濯機で面倒な家事を減らし、有意義な時間を手に入れる

3年前に新居に引っ越した際、アパートで使用していた縦型の洗濯機を運び入れた。

しかし、新居の洗面所まで運んだところで、水漏れをしているとの指摘を受け、

急遽、新しい洗濯機を購入することになった。

結果、購入したドラム式洗濯機が最高であるため利便性を述べていく。

洗濯機は縦型かドラム式かどちらを選ぶべきか

縦型かドラム式かという選択肢の中で、

少ない水量での洗濯及び乾燥機能が付いている理由でドラム式を選んだ。

中でもパナソニックのVXシリーズは、

液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能が搭載されており、

ヒートポンプ乾燥搭載タイプであったため、

他のメーカーとも比較した上でも飛び抜けて良いと判断し購入した。

現在では他のメーカーの機能は分からないが、当時パナソニック製品の話を聞いたとき、

特に乾燥にかかる時間とコストが段違いに優れており、購入の大きな決め手となった。

スマホアプリと連動して、外出先からでもスマホ操作で洗濯ができる機能もあるが、

これは全くと言っていいほど必要ないだろう。

生活リズムが特殊な方や洗濯頻度等にもよると思うが、

平日の夜間や休日の朝など通常の洗濯の仕方であれば、

あえてスマホで操作する必要がないからだ。

<ヒーター乾燥方式>
 ドライヤーのような熱風(約100 ℃)を衣類に直接あてる
<ヒートポンプ乾燥方式>
 除湿機で乾かすように衣類を傷めず低温風(約65 ℃)でスピーディに乾燥

洗剤と柔軟剤の自動投入機能の優れている点

まず、液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能により、

これまでの洗濯毎に計量するといった必要が無くなり、

時間と煩わしさが非常に軽減された。計量誤りも防ぐことができる。

加えて、自動投入タンクにある洗剤等の量が減るとサインで教えてくれるため、

その都度タンクに直接継ぎ足すだけでよい。

しかも、詰め替え用パックから直接タンクに注げるため、

洗剤や柔軟剤のボトルも不要となった。ボトルが不要になったことにより、

洗面所周りの収納スペース確保にも繋がった。

乾燥機能の活用で究極の時間節約

乾燥機能付洗濯機を使用して3年となるが、日常の衣類を外に干したのは1回だけである。

何度も言うが3年でたった1回しか外に干していない。

干すことを辞めたのである。

洗濯機が我が家に来て初めての休日のときは、

朝、洗濯をして干したものの、その時に気付いたのだ。

干す作業が無駄であると。

と言うのも、我が家には2階のベランダに物干し竿があり、

洗濯が終わると1階から2階へ洗濯物を運ぶ。

ここで洗濯をしてから畳むまでの工程を記載してみる。

1 洗濯物を洗う
2 洗濯物を2階のベランダまで運ぶ
3 洗濯物をハンガーに掛ける
4 間隔などを調整しながら洗濯物を物干し竿に掛ける
5 洗濯物を取り込む
6 洗濯物をハンガーから外す
7 洗濯物を畳む(1階または2階にて)
8 洗濯物を収納する(1階と2階)

以上のように細かく挙げると洗濯から収納まで8つの工程がある。

1階で洗濯物を干せる環境にある方は、2が省略できるだけでも大きな強みだろう。

しかし、私は実際にこの工程を1回実施してみただけで、

かなり無駄が多いことに気付いた。

加えて、子供たちの衣類やタオルなどを含めると毎日大量の洗濯物がある。

朝は時間が限られているため、夜に洗濯を行うが、深夜電力の時間帯を見計らって行うため、

洗濯開始は22時以降となる。洗濯が終わってから、夜間に干すというのは現実的ではない。

効率性と時間の制約・節約の観点から、

夜間に全自動で洗濯から乾燥までを洗濯機に委ねることにより、

上記工程の2から6まで全てが省略された

洗濯機の乾燥機能酷使のデメリット

洗濯機の乾燥機能のメリットは、家事の効率と時間の節約を与えてくれたが、

もちろんデメリットもある。

1 乾燥フィルターに溜まった埃や糸くずを毎回取る
2 蓋の内側やパッキンに埃が溜まる
3 機械内部(ホース等)に埃が溜まる
4 『乾燥フィルターの目詰まり』のエラー表示が頻発する
   乾燥まで終わると自動で電源が落ちるが、エラー表示により朝までずっと電源が付いて
   いる状態となる
5 乾燥機能が低下する
6 乾燥が終了しても生乾きのため、再度乾燥をかける

上から順に起こりうる状態を表している。

実際、3年間毎日乾燥機能まで使用していて6の状態に陥り、

最終的には修理を依頼し、ヒートポンプユニットというものを交換した。

当然、毎日乾燥まで行っていれば、部品等にも負荷がかかるだろう。

また、手入れの届かない埃や糸くずを除去するために、

月に1回は塩素系の漂白剤で漕洗浄を行う必要があるとのアドバイスを、

修理業者より受けた。機能が充実している分、定期的なメンテナンスも必要とのことであった。

最後に

洗濯は、特に子供がいる家庭では毎日行わなくてはならない。

加えて、夫婦共働きであれば時間的に夜間に洗濯するしかない。

毎日の作業をいかに効率よく確実に行うかを考えたとき、

乾燥機能付洗濯機は大きな助けとなるだろう。

そのうち、【洗濯物を畳む】作業も省略する日が来るかもしれない。

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