第2子誕生まであと約1ヶ月を切った。
11月22日(いい夫婦の日)が予定日である。
産婦人科の両親学級に参加した際、助産師曰く、予定日出産の確率は1%とのこと。
おそらく、第1子同様出産日は早まるだろうと夫婦共に予想している。
なお、この記事を本来ならばリアルタイムで書くべきところを、 第2子誕生後の今頃になったことにご容赦頂き、 第2子を迎えるにあたっての父親のリアルな目線と、 一つの家族としての在り方を感じ取ってもらえれば幸いである。
第2子誕生までの心構え
さて、第2子ともなると心の持ちようが第1子に比べて全く異なる。
もう、どんと構えている(自分が産むわけではないのに)。
いつでも来いといった感じである。
陣痛、出産、入院までの流れを妻の隣で一度経験しているため、一連の動きについて、
この後どうすればいいんだろうといった漠然とした不安はない。
第1子の時は、陣痛時に運転中に事故にでも遭遇したら
大変なので、マタニティタクシーを手配しました
妻の様子を見ていても、子の誕生までの取り組み、例えば母子手帳を熱心に書くだとか、
エコー写真をファイリングするだとか、細かいところには手が及ばなくなった。
また、私自身も第2子で産まれたので、
姉に比べて小さい頃の写真が圧倒的に少ないと感じたことがあるが、
そうなるのは必然かもしれないとうすうす感じ始めている。
定期健診は可能な限り付き添う
私は、妻が検診の日は可能な限り付き添っている。
臨月にもなれば、妻自身での運転を控えなければならないため、
検診の際は、より私の仕事と休みの調整が必要になる。
検診の際、第1子のときは心配事も多く、気になることは医師や助産師に質問していた。
子供の成長は順調か?
どこか問題はないか?
妊婦が食べてはいけないものはあるか?
子のためにした方がよいことはあるか?
などといった具合である。
それが、第2子ともなると、妻と一緒に診察室に入っても、
終始ぼうっと座って終わるときが多々ある。
「あれ、俺仕事休む必要あったかな?」と自問しているときさえある。
もちろん好きで休んでいる訳だが、
それくらい、1日の時間と対比して診察時間の短さが際立つときがある。
無事、何事もなく、すくすくと成長している証なんだなと今では思う。
第1子のときエコー映像を見た際、白黒でも動いている我が子の様子に嬉しくて、
股間がなぜかきゅうっとなった。
おそらく自分だけが感じた感動の最上級の現象が今回は影を潜めた。
妻への配慮を忘れるべからず
妻は産休中のとき、入院時や退院後の準備を頑張ってやっていた。
子を宿った身体がどんなに大変かを気にしていないほど、私は、
「あれは準備した?」
「これやっといて」
などと妻に指示ばかりしていた。
これも2人目の慣れなのか。
子だけでなく、妻に対しても配慮が足りなくなる。
私は備えあれば憂いなしで、いつ何が起きてもいいようにと司令塔の役割を担ったつもりで、
手伝っていた気になっていただけかもしれない。
最後に
女性は臨月に向けてお腹も大きくなっていくと、家事や些細な動作など、
ちょっとしたことに大きな負担がかかる。
そこを理解して行動し、何よりも妻への言葉や態度に敏感になり、
労りの気持ちを持つことだ。
よく考えてみれば、たった2回目の出産で慣れることはないだろう。
出産に関しては何が起きるか分からないことをコウノドリが教えてくれた。
出産が2回目でも3回目でも4回目でも、
初心忘れるべからずで子の誕生を迎えるべきなんだということを。