我が家もついに物置を設置することになった。
以前より物置自体は欲しいと思っていたため、今から何を収納しようか楽しみであると同時に、
庭が狭くなるという懸念材料は拭えない。
庭は全面芝生のため、物置設置後の下の空間に雑草や芝生が生い茂る状態にはしたくない。
そこで物置を設置する場所に、除草剤を散布することにした。
芝生や雑草など何もない状態の上に、物置を設置した方が良いのではないかと考えたからだ。
除草剤の効果を考察していく。
除草剤の散布前
物置のサイズは決まっているため、そのサイズより一回り広い範囲で除草剤を散布することにした。
使用した除草剤は『除草剤 ラウンドアップマックスロードAL』である。
ホームセンターに行くと、各メーカーから数種類の除草剤が売られている。
ホームセンター独自のブランドからCMで見たことのある有名な商品までラインナップは充実している。
また、顆粒タイプや液体のシャワータイプ、希釈して使用するタイプなど、散布方法も様々である。
私が思う散布方法の違いについては以下の通りである。
散布方法の特徴について
顆粒タイプ
- 薬剤が粒状のため効果が出るまで時間がかかる
- 散布しやすい
- 散布中に風などで舞い上がる心配もなく、使用の際には安全
シャワータイプ
- 液体のため顆粒タイプに比べて効果が出るのが早い
- 容器から薬剤がシャワー状に放出されるため使用しやすい
- 地面に浸透する前に雨が降ると、薬剤が流れ出て効果が薄まる
希釈タイプ
- 効果が強力
- 噴霧器が必要
- 霧状のためマスクやゴーグルなどが必須
- 広範囲に短時間で散布可能
除草剤の種類によっては、成分が安全なものや散布方法に関わらず効果があるものがあり、 庭の広さ、家庭や周辺の住宅環境等を踏まえて選択して欲しい。 いずれも、隣家や近くの田や川に薬剤が流れ込むことのないよう、細心の注意を払う必要がある。
除草剤の散布後の効果
上記写真は散布後2週間後の様子である。
約1週間前後で所々枯れ始め、写真のように2週間後には全体がほぼ茶色に枯れた。
散布した場所だけがほぼ枯れたため、地面から吸い込んで、
他の場所が枯れてしまうといった状況にはなっていない。
除草剤でイメージと期待していたのは、
ボロボロに枯れることで簡単に根から引き剥がせるようになる、
または、自然と朽ち果ててしまうため、そのまま放っておけばやがて土に帰すと思っていた。
実際は、根は枯れながらも意外に根付いているため、全てを引き抜くことは困難だと思われる。
どちらかと言うと、冬場に芝生が一旦枯れる状況に似ている。
最後に
6月中旬に除草剤を散布し、製品には6か月間効果が持続すると謳っている。
当初、物置の見積もりを取る際にホームセンターの担当者に聞いたことだが、
物置の下には日光が当たらないため、芝生は枯れ、雑草は生えにくいとのことだった。
確かにその通りかもしれない。
その言葉を信じて何も手入れせずに、物置の設置の日を迎えることも考えた。
しかし、物置の裏の僅かな隙間や、結果的に手の行き届かない場所に雑草が生えてきて、
後で後悔しないように芝生の処理をしておくことに決めた。
物置を置いてからの夏場の様子と半年後の12月までの雑草等の発生状況を、
今後も伝えていければと思う。