今までは30型ほどのテレビをリビングで使用していたが、転倒防止対策をしてこなかった。
さほど大きいテレビではないため、地震が来たとしても問題ないかなと思っていたからだ。
しかし、新たに大型のテレビを購入したことにより、小さい子供もいるため、テレビの転倒防止対策について真剣に考えることにした。
本記事はこんな方におすすめ
- テレビの転倒防止対策を考えている方
- 壁やテレビ台に穴を空けることが難しい方
- ジェルマットを貼ることに抵抗のある方
レグザ65X8900Kの購入について
年始に急遽テレビを購入した。
別に今まで使っていたテレビが壊れたわけではない。
きれいな画質で見たい番組があったわけでもない。
テレビ台は大型のテレビを将来置く想定で幅の広いものを設置していた。
遅かれ早かれ大型テレビに変更予定だったが、その時は突然訪れた。
ちなみに私が購入したテレビ『 レグザ65X8900K 』の詳細はこちらから。
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転倒防止方法について
テレビの転倒防止方法は主に2つある。
耐震ジェルマットを貼る
これは個人的にはあまりおすすめしない。
後述する耐震ベルトが使用できない場合は検討して欲しい。
耐震ジェルマットを薦めない理由
- 粘着テープでテレビ台とテレビの足裏が汚れる可能性あり
- 劣化したら交換が必要
- テレビの足の幅が細くてそもそも貼れない
耐震ジェルマットのメリット
- テレビの足裏に貼るだけで設置が簡単
- 価格が安い
- 汚れたら洗って繰り返し使える
耐震ベルトを設置する
耐震ベルトはベルトの一方をテレビにネジで固定し、もう一方をテレビ台または壁にもネジで固定することで転倒を防止する。
耐震ベルトで考慮する点
- テレビ台や壁に穴を空ける場合がある
- 穴を空けるためにドリルが必要
- テレビに取り付けるネジのサイズが合わない場合がある
このように耐震ベルトを取り付ける方が、ジェルマットより面倒と思われるかもしれない。
そんな中、穴を空ける必要の無い耐震ベルトを見つけたのでご紹介したい。
実際に使用した耐震ベルトについて
私が購入したレグザ65X8900Kは文字通り65型で大型のテレビである。
それにもかかわらず、テレビを支える足は細くてスタイリッシュだ。
テレビを購入した家電量販店で転倒防止グッズについて店員さんに聞いた時も、足が細い理由で「ジェルマットは貼れない」と言われた。
そもそもジェルマットだと、べたべたして埃がついて汚れそうというイメージがあったため、当初から選択肢としてはなかった。
かと言って、テレビ台や壁に穴を空けることも出来ない。
同じ悩みを抱えている方もいらっしゃることだろう。
そこでおすすめしたのが、サンワダイレクトの『テレビ転倒防止ベルト』だ。
このベルトは壁固定もできるが、なんとクランプ固定が可能となっている。
クランプ固定とは、テレビ台の天板に器具を挟み込んで固定する方法だ。
そのため、台や壁を傷付けることなく設置が可能だ。
転倒防止ベルトの特徴
サンワダイレクトの転倒防止ベルトの特徴は以下の通り。
転倒防止ベルトの特徴
- クランプは厚さ34mmまでの天板に対応
- 4種類のネジ(M4、M5、M6、M8)に対応(テレビ取り付け用)
- 耐荷重45kgまで(おおよそ65インチのテレビまで)
- 取付簡単(女性1人でもOK)
- 低価格
転倒防止ベルトの注意点
サンワダイレクトの転倒防止ベルトの注意点は以下の通り。
転倒防止ベルトの注意点
- プラスドライバーを用意する
- 天板の厚みによっては使用不可
- 4種類のネジでも合わない場合がある(別途ネジ購入)
- ベルトをピンと張るには調整が必要
レグザ65X8900Kにベルトを取り付けてみると、ネジも無事付属品が使用でき、5分ほどで取り付けが完了した。
価格も安く、取り付け簡単で転倒防止となるため、非常に満足している。
壁などに穴を空けることなくもないので、特に賃貸の物件ではかなり役立ちそうである。
まとめ
地震に備えた家具などの転倒防止対策については、今までもやろうと思いつつなかなか行動に移すことができなかった。
それは、実際に地震を体験したことのない危機感のなさと、転倒防止器具の設置の手間が理由としてあった。
しかし、テレビを買い替えたことをきっかけに、いざ器具を取り付けてみると、何の苦労もなく簡単に設置することができ、これで安全が担保されたという安心感がある。
家具の転倒防止がお済みでない方は、まずはテレビから取りかかってみてはどうでしょうか?