日常役立ち

服ってそんなに枚数必要?取捨選択すれば費用節約と収納場所も確保できる

私は30代半ばの男性だが、年々服に対する興味が薄れていく。

子供ができ、マイホームを購入し、各種支払いに追われ、勤労に勤しむ。

家の中のクローゼットには限りがある。

何かを妥協し、必要なものを取捨選択する必要がある。

それが、わたしにとっては『服』なのだ。

ブランド物を購入していた独身時代

私は現在2社目の会社に勤めているが、1社目に勤めていたときは独身であり、

実家から通勤していた。

だからお金が貯まるというのもあるが、そのころはまだ、服をよく買っていた。

お手軽な価格の服を購入するというより、ブランド物の服に割と手を出していた。

今思うと、特に働き始めの頃は収入を得ていることの嬉しさと、お金の使いどころが

服にしかなかったことが原因だと思われる。

結婚を機に服に無頓着になった

妻と付き合っていた当時はまだ格好をつけていた。

世の中の男性の行動として当たり前のことが、当時の自分にも当てはまっていた。

週末のデートでは先週着た服を着ないようにしようとか、

意味もなく外からは見えないインナー部分にも気を使っていたのを覚えている。

ところが、結婚を機に服に対する執着心がほぼ無くなった。

なぜなら格好をつける必要がなくなったからだ。

最低限の格好をしていれば問題なく、服を新たに購入することや店で選ぶ作業が

面倒くさくなってしまった。

特にズボンを購入するときには、裾合わせの必要性があるためより億劫になる。

この現象は『男性の結婚後のあるある』なのかは分からないが、

きっと、多くの男性陣が共感してくれるだろう。

女性(妻)の服に対する考え方

さて、ここで女性代表として妻の意見を聞いてみよう。

妻も働いており、他の女性にも当てはまる方がいると思うが、就労の際の制服はない。

勤務にあたっては、華美な服装の制限や身だしなみという点で服務規程はある。

制服がないため毎日私服を着なければならない。

さすがに昨日着ていた服を今日も明日も着ていると、同僚からの視線が気になる。

前述したように仕事には華美な服装はNGのため、

落ち着いた色と形の服を選択しなければならないが、妻のクローゼットを見ると、

似たような服やズボンが何着もある。

たまに一緒に買い物に行った際に服屋に寄ると、

「これ、かわいい」と言って手に取ったのが、

だいたい既に家にある『似たような服』である。

残念ながら私にはどこがかわいいのかよく理解できず、

妻が服を購入しようと悩んでいる際には思わず心の中で、

「同じ服家にあるよ」と突っ込んでいる。

まとめ

特に男性は、平日はスーツを着用しているため、私服は週末しか着ない。

極論を言えば、最低上下2着ずつあれば事足りるように思う。

子供の園服を洗濯していて思ったことだが、

園服を平日の5着分所持している方はほぼいないだろう。

毎日汚れてくる園服を毎日洗濯して、持っている2着をローテーションで使用している。

これは別に子供だけでなく、大人にも当てはまることだ。

いつかのことか忘れたがラジオを聞いていた際、歌手の平原綾香さんがゲストで、

パーソナリティと話しているのを聞いた。

平原さんは掃除や整理整頓が好きという話の中で、

服を1着買うということは、服を1着処分すること」と述べていた。

そうしていかないと、ただ単に量が増え、かさばってしまうだけだという趣旨だったかと思う。

これは実に的を得ており、自分も背中を押された気がした。

服の収納場所にも限界があり、新しいものを買う前に、

着ることができる服を探す方が先決なのだということを。

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