毎週末に子供たちと何をして過ごすかを考える中で、晴れた日は公園、雨の日は主に実家に遊びに行くなど、過ごし方もマンネリ化してきた。
コロナウイルスが流行してからは一度も県外には出ていない。
早くディズニーランドやUSJに行きたいのである。
習い事を始める経緯
長男は現在5歳で年齢的にもそろそろ何か習い事を始めても良い頃ではないか、かつ、それが週末のやることの一部になってくれれば有り難いと思う。
そうすれば週末の予定を毎回一から考えるというよりは、習い事の余った時間で何をするか考えるようになる。
習い事をしている間は、我々親も手が空き、下の子の面倒をみたり、家事などに集中できる時間の確保にも繋がる。
そうは言っても参観ができる習い事の場合は、おそらく我が子の勇姿見たさにそれも叶わぬだろうが。
子供から習い事をしたいという願望があって、例えば、英語教室に行きたいとか、水泳をやってみたいなどという意欲の元に始めることが理想だが、現在のところ子供から言ってくることはない。
そうなると、子供の意欲というよりは親の希望が当然出てきて、どうせ習い事をするのならば役に立つこと、そこには子供の将来への投資も見え隠れしている。
こちらを参考にどうぞ
習い事の候補を考える
特に子供からの希望はないため、親が習い事の候補を考えてみる。
英語教室
こども園でも月に一回英語学習の時間がある。
英語を習ってきた日には、嬉しそうに習った英語を家で披露してくれる。
私も英語が好きで、海外旅行も何度か経験があり、一時期英語の勉強をしていたときがあった。
子供の習い事をきっかけに、一緒に学習を再開するのもいいかもしれない。
また、英語は今後も学校の授業や受験に必須のため、習っておいても損はなく、教室に通うことでより英語に興味を持ってくれるのではという期待感がある。
どれくらいの頻度と期間で通うと効果があるかなどをついつい考えてしまう。
スイミング
水泳は私も幼稚園から始めて、中学三年生までスクールに通い続けた思い入れのあるスポーツだ。
妻も子供の時に習っていたため、水泳に対する抵抗感は全くない。
水泳はおそらく自転車と同じように、一回泳げるようになってしまえば、泳ぎ方を忘れることはないと思われ、本人が継続を望まなければ、短期集中型で終了する習い事だと思う。
私は水泳は途中から競技へと発展したため、長く継続することとなった。
小学校の高学年から『水泳選手』としての練習が始まり、週6日で2時間程練習していた。
そのおかげで体力は相当つき、校内の持久走大会でも好成績を残すことができた。
とにかく、水泳は小学校から高校まで必ず体育の授業で行われるため、泳げるにこしたことはない。
ピアノ
ピアノを習うと頭が良くなるのではないか、この点につきる。
利き手ではない指先を細かく使い、かつ、両手の指が違う動きをするところが、脳の刺激や発達に作用するのではないかと推察する。
しかし、結局のところ賢さは、地頭の良さ、遺伝の要素が大きいと半ば諦めている。
私の義理の兄は東大卒だが、やはり両親も一流大学の出身だ。
医者の子はまた医者であるという話は、実際の知り合いの話としてもよく耳にする。
そして、義理の兄も子供の頃はピアノを習っていたと言い、兄の子供(私から見て姪や甥)もまた、ピアノを習っている。
体操教室
体操はこども園でも週に最低1回は行われているため、息子も親しみがあり、楽しんで体を動かしているようである。
夕食時に今日は体操教室があったとか、また、その内容について、息子から話を聞くことを毎晩楽しみにしている。
実は今年の3月に近くのスポーツクラブの体操教室に5日間だけ通ったことがある。
当時、妻は育児休暇中であり、3月末となると園でも進級の準備やらなんやらで、希望保育制となっていた。
つまり、自宅で子供の面倒を見ることが出来る人は見てくださいというお達しである。
私は仕事のため、妻は1歳の下の子の面倒をみながら、活発な上の子を同時に相手にするのはなかなかしんどいものがある。
そのため、上の子の日中の活動として5日間だけのプログラムであったが、体操教室に行くことになった。
普段とは違う友達や先生に会うことが刺激になっていたと記憶している。
空手
5歳の男の子ともなると本当に活発で、戦いごっこの中でパンチやキックをしてくることが多々ある。
加減やパンチをする真似で終わることなく、時には当たったりすると大人でもかなり痛い。
そんなにパンチやキックをしたいのであれば、スポーツとして思う存分暴れてもらおうではないかと考えたのが空手である。
同じパンチでもボクシングとなると何かちょっと違う気がする。
どちらかというとヤンチャな人がするイメージだ。
ボクシング好きな人はすみません
空手の良いところは、武道として礼儀作法を学び、精神力の強さも身に付くところではないだろうか。
この辺りの学びは家ではなかなか教えることが出来ないので、親としては期待値が高い。
剣道
息子は家の中でおもちゃのチャンバラを振り回すことも多々ある。
一緒にチャンバラで遊んでいるときならばよいが、一方的に振り回して人に当たったり、モノに当たったりする度に注意している。
空手と同様に、チャンバラを竹刀に変えてスポーツにしてしまおうと考えたのが剣道だ。
剣道も空手と同じく礼儀作法等が身に付くところが習い事として良いかもしれない。
習い事のメリット
- 定期的にやることができる
- 基礎的体力の向上
- 集中力の向上
- 礼儀作法を学べる
- 学んだことができたときの自信(自己肯定感の向上)
- 習ったことが身に付く
- 新しい友達ができる
習い事のデメリット
- 月謝の支払い
- 費用対効果
- 週末の習い事だと休む場合あり(家族の予定により)
まとめ
習い事を始めるに当たって、習い事の候補やメリット・デメリットを考えてきたが、そもそも習い事をしなくてはならないことは一切ない。
一番は費用面の問題が大きいと思うが、私自身も周りの同世代の子供たちが習い事を既にやっていると聞くと、出遅れた感や何かしなければと焦燥感に駆られた。
他の親御さんも思っていることかもしれないが、子供の興味があることをやらせてあげたい、伸ばしてあげたいという表向きの気持ちがある一方、この習い事やお稽古が将来にどう役立つのかを大いに考えてしまう。
良い大学に行くために、学習塾・英語教室に通うことは目的までの直線な道である。
ピアノやリトミック、モンテッソーリ教育は、直線ではないにしろ何だかんだで目的地まで続いている道かもしれない。
サッカーや空手などのスポーツで将来食べていけるか、ほとんどの場合無理だろう。
ネガティブな要素がメリットを大幅に上回ってしまうが、一旦親のエゴを脇に置いて、まずは上記の候補先から無料体験をしてみて、本人の意思とやる気に委ねてみたいと思う。