新居に住み始めた当初から、
我が家ではアジサイを植えている。
園芸店で購入したアジサイだ。
基本的に花が好きだとか綺麗だとかという感覚はあまり無いが、
アジサイだけはなぜか好きな分類に入る植物である。
雨上がりの葉に、カタツムリがのそのそと歩いている光景もなんだか好きである。
3年程育ててきたアジサイも、物置を置くために別の場所に移植する必要が生じた。
物置の設置についてはこちらから
今日はアジサイの植え替えについて、
その作業過程を記載していく。
植え替えの際には、後で枯れるなどの失敗をしないように、
調べてから行った方がよいかもしれないが、知識ゼロのまま、あくまで我流で行ってみる。
我流でやってみてダメならダメで、成功したらそれが成功体験として紹介できる。
こうした方がよいとか、これを守るべきといった縛りがなく、
やってみたら意外と簡単に成功した方が得した気分にもなるだろう。
結果的に記事を載せているということは、植え替えは成功したということだ。
アジサイの掘り起こし
まずは現在植わっているアジサイを掘り起こしていく。
道具は手袋と片手で扱えるほどの小さいスコップのみだ。
いざ、掘り起こし。アジサイの根の周辺から土をえぐっていく。
しかし、途中からスコップが土の中に入っていかない。
小さいもじゃもじゃした根から、太めの根までしっかりと土に絡まり固定されている。
水撒き用のホースも使用しながら土を削っていく。
水の出方を変えられるホースの場合、水流が強い出方にすると、効率よく土を削りながら、かつ、土も柔らかくなる。
根の姿が見えたら、手で掴んでぶちぶちと引っ張り、根を土から切り離しても構わない。
当然、その過程では根が切れることが多々あるが、そこは気にせず作業を進めていこう。
そうでもしないと作業が終わらないことが容易に想像できたからだ。
おそらく、両手で使用する大きなスコップで、土ごとアジサイをくり抜くイメージで行えば、もっと短時間で掘り起こせただろう。
小さいスコップを駆使しながら、アジサイを土から引き剥がすこと30分はかかっただろうか。
3年経過したアジサイの根の張りようは凄まじいものがある。
ちなみに妻の実家には30年物のアジサイが植わっているが、一体、根はどうなっているのだろうか。
掘り起こした直後のアジサイが以下の写真である。
こうして見ると、もじゃもじゃ感が伝わるだろう。
これらが土と絡まり、加えて、太めの根がしっかりと力強く根を張っていたわけだ。
アジサイを移植する
引き抜いたアジサイを新たな場所に植え替える。
ここまで来たらやることは簡単だ。
植えたい場所の土を掘り、そこにアジサイを差し込み、土を被せて水をかける。
以上である。
ただし、ある程度成長したアジサイは背丈があるため、安定化のために土が別途必要な場合がある。
これだけで植え替え後も我が家のアジサイは元気に咲いている。
アジサイの植え替えを検討している方は、上記の方法で行えば、失敗することなく、かつ、簡単に植え替えができるだろう。