カブトムシ飼育

【悲報】カブトムシは日光に弱いことを把握して長生きさせよう

以前、カブトムシのつがいを2セットもらい、育てていたが、3週間後にオス2匹が天国に旅立ってしまった。

完全に私の知識不足によるもので、悔しい思いでいっぱいだ。

結論を述べると、カブトムシは虫かごの中にいても、直射日光が当たるような場所に置いておくと、体温が上がりすぎて亡くなってしまう。

事の経緯を説明しよう。

順調だった飼育状況

オスとメスをペアにして2つの虫かごで飼育していた。

食欲が旺盛なため、ゼリーは2個置いておき、餌の取り合いを防いでいた。

毎日、仕事から帰ってくると、まず餌を取り換えることが日課となっており、

その頃には、ゼリーの中身はすっかり無くなっていた。

お腹を空かせたカブトムシたちに餌を与えることが楽しくなり、

虫自体がそんなに得意ではない私も、いつの間にかカブトムシを育てることに愛着が湧いていた。

パパ坊主
パパ坊主

カブトムシを飼育し始めたきっかけはこちらからどうぞ。

子供が大好きなカブトムシを、久しぶりに本気で飼育してみる

週に1回土を混ぜる

普段は玄関の靴箱の上に、虫かごを2つ並べて飼育している。

玄関は多少光が入るものの薄暗く、どちらと言えば乾燥しているよりは、少し湿度が高いように思う。

カブトムシたちの尿やゼリーの食べ残しの欠片などで土も汚れ、湿ったりもしている。

そのため、週末には虫かごを外に持っていき、空気を含ませるように土をかき混ぜ、風通しの良い場所にしばらく置いておく。

玄関ドアの外側近くに置き、そこはたまたま日光が直接当たらない場所だったため今までは問題はなかった。

卵と幼虫を育てるために

週末に土をかき混ぜていたところ、カブトムシの卵と幼虫を発見した。

成虫のカブトムシと一緒の虫かごで育てると、成虫が卵を食べてしまうという父からの不確かな情報を聞いたため、成虫と卵たちを分けて育てることとした。

100円ショップで新たに土を買ってきたが、虫の発生を防ぐために、土を日光に当てて乾燥させてから使用した方が良いと説明書に記載があった。

そのため、新聞紙に購入した土を薄く広げ、しばらく乾燥させることとした。

説明欄には2日ほど日に当てると書いてあったが、2日間も外に放置しておく訳にはいかないため、数時間日に当てて良しとすることとした。

カブトムシは直射日光に弱い

庭のコンクリート部分に新聞紙を広げ、その上に購入した土をさらに広げ天日干ししていた。

その横には、カブトムシたちがいる虫かごも置いておいた。

虫かごの中の土を混ぜる際、混ぜる過程でオスのカブトムシだけが地表に露出した。

その状態で、日光の下にさらすこと3~4時間。

そろそろ虫かご等を片付けようと思ったら、カブトムシのオスがひっくり返って動かなくなっていた。土の中にいたメスは無事であった。

さっきまであんなに元気よく動いていたのになぜ?という思いと、自分のミスによりこうなってしまったことが想定され悔やまれる。

直後にネットで調べたところ、カブトムシは直射日光には数分しか耐えられないことが分かった。夏を代表する昆虫が太陽の光に弱いなんて思いもしなかった。

大きめの虫かごにメスが1匹ずつという状況になったため、

メスを1つのかごにまとめ、空いた虫かごに卵と幼虫を入れることとした。

最後に

カブトムシのオスを知識不足と不注意で、飼育し始めて3週間ほどで亡くしてしまった。

通常ならばカブトムシは2~3カ月ほどの寿命があるため、半分以下の寿命で終わらせてしまったことは非常に悔しい。

息子もカブトムシの死には悲しんだ。

虫かごにはメスしかいないという寂しい状況になったため、息子の念願であった『カブトムシ捕獲大作戦』を敢行することとする。

作戦の一部始終はまた後ほど報告する。

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